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オープンサイエンス時代の社会協働に基づく地球環境研究を支援する情報サービスの実現
Editor's Notes
- オープンサイエンスが包含する概念群。
オープンデータではオープンガバメントデータが先行。オープンサイエンスデータはこれから。
オープンアクセスは国際学術論文誌に普及。ゴールドOA(著者がOA料を払う)とグリーンOA(出版後に機関リポジトリがOA化)がある。
データ論文、データ引用はこれから進みそう。エンバーゴ(公開猶予期間)が設けられる場合も。
全体としてオープンナレッジ、公共知の形成に向かう。
- シチズンサイエンス:問題に関心をもつ市民が自ら専門文献やデータを収集・分析して、SNS・ブログ等を通じて成果を発信することにより、さらに多くの市民が参画して問題の解決に貢献するようになる。
- 地球研の研究者一人一人がアンテナとなって、地球環境の集合知を形成する。地球研に所属するすべての研究者に1%のエフォート(1日7時間45分勤務の場合、1日あたり5分弱に相当する)を情報収集に割いてもらい、自身が専門とする分野のニュースを担当窓口に連絡してもらう。
- 情報を担当者がとりまとめ、利用者へ配信する。これにより、研究者から情報提供を受けることによって本サービスのコンテンツが充実し、また研究者が本サービスの提供する情報を活用することによって、さらに研究を発展させるという相乗効果が期待される。
- 人力検索サービス。データライブラリアンという新しい職業ができる。